ヤッホー!スウィング

【トレッキングレポート】白馬三山の絶景を独り占め!11月の白馬岩岳トレッキング

ここ数年、白馬岩岳が熱い!
マウンテンバイクの聖地として絶大な人気を誇り、2018年には絶景テラスカフェ白馬マウンテンハーバー、2020年には白馬三山に飛び込むようなスリリングな感覚が味わえるヤッホー!スウィングなど、新しいサービスが次々にスタートしています。

2018年にオープンした白馬マウンテンハーバー

2018年にオープンした白馬マウンテンハーバー(撮影日:2020年11月上旬)

山頂から見える三段紅葉も素晴らしく、白馬エリアの人気紅葉スポットです。

そんな白馬岩岳ですが、トレッキングも楽しめるってご存知ですか?
6月に岩岳山麓からスタートする、ビュー自然探勝路ルートをレポートしましたが、11月下旬の今回はどんぐり村ルートにチャレンジしてきました。

前回の記事はこちら>>

どんぐり村 コースデータ

コースマップ(白馬岩岳観光協会HPより)

登り 45分(標準タイムは50分)
下り 40分
標高差 約300m
登山口近くの住所 長野県北安曇郡白馬村北城9464-262(Now Field Hakubaの住所です)

 

登山口の目印はスケートパーク「Now Field Hakuba」

どんぐり村最上部にある登山口

どんぐり村最上部にある登山口

どんぐり村最上部の登山口からスタートします。
登山口を示す標識はありませんが、付近にNow Field Hakubaという室内スケートパークがあるのでそこを目印にするとわかりやすいです。

 

トレッキングコースの前半は緩やかな林道

コースの大部分は砂利道

コースの大部分は砂利道

トレッキングコースの前半は、車が1台通れる広さの林道。階段や段差はなく、落ち葉でフカフカになった緩やかな斜面を進みます。
道迷いの心配は少なく、危険な箇所もないので、健康な方なら誰でもチャレンジ可能です。

また、登山靴などハイスペックな登山装備は必要なく、普段から歩き慣れたスニーカーと動きやすい服装で十分!

白馬三山が望めます

白馬三山が望めます

ビュー自然探勝路ルートの前半は樹林帯で眺望がないのに対して、どんぐり村ルートは白馬三山や八方尾根、五竜岳など、白馬を代表する山々を眺めながら歩けます。

 

スタートから25分後、ゲレンデに合流

スタートから25分でゲレンデに出る

スタートから25分でゲレンデに出る

スタートして25分後に白馬岩岳スノーフィールドのサニーバレーコースに合流しました。すでにコースの折り返し地点になり、正面を見上げると白いゴンドラ山頂駅が見えます。

11月下旬のこの日は、ゴンドラやMTBパークの営業が終了していたため、ひっそりと静まり返っていました。

左側に白馬三山!

左側に白馬三山!

左側の白馬三山を眺めながらラストスパート!見通しの良いゲレンデをひたすらハイクアップします。
林道よりも斜度がきついため一番疲労が溜まるポイントです。

 

スタートから45分後、ついに岩茸山山頂に到着

山頂に到着!

山頂に到着!

スタートしてから45分後、ついに1,289mの山頂に到着!
登ってきたこの山、実は「岩茸山(いわたけやま)」と言うそうです。

白馬三山の眺望が抜群

白馬三山の眺望が抜群

岩茸山山頂に眺望はありませんが、西側に移動すればそこは白馬三山の特等席!
白馬岳の山頂から麓まで、標高差2,000mを一望できます。

白馬マウンテンハーバー

白馬マウンテンハーバー

白馬マウンテンハーバーは11月中旬からスキー場がオープンするまでの期間は休業のため、誰もいません。
これより先へは進めませんが、普段は観光客で溢れかえるこの場所も、SNS映えする写真を撮り放題!

ヤッホー!スウィング

ヤッホー!スウィング

白馬マウンテンハーバーの隣には、話題の絶景ブランコ「ヤッホー!スウィング」が鎮座しています!
アルプスの少女ハイジの曲に合わせて、白馬三山にダイブするかのようなスリリングな感覚が味わえるとか。

 

白馬岩岳トレッキング オフシーズンは特におすすめ!

標高差約300m、登り時間1時間未満。
初心者向けのトレッキングコースながら、景色が良く白馬岳を中心とした北アルプスが美しい白馬岩岳トレッキング。

普段は多くの観光客で賑わう白馬岩岳も、オフシーズン中はとても空いています。(11月中旬から12月上旬、4月上旬から4月下旬がオフシーズン)

この日すれ違ったトレッキング客は5組。白馬の絶景をほぼ独り占めでき、写真も自分のペースで撮り放題。白馬岩岳を満喫するのに最高のタイミングでした!

 

オフシーズンの注意点!

オフシーズンは白馬マウンテンハーバーやレストハウスなども全て閉鎖しています。トイレや水場、食事類の販売はないので、ご注意を!

また、熊に遭遇しないようにするため、クマ鈴は必ず携行しましょう。観光客が少ない分、トレッキングコース上に熊が出没する可能性が非常に高くなります。


熊はいませんでしたが、なんとカモシカに遭遇しました!
この付近はカモシカが多く生息していますが、運良く出会えたら脅かさないようにそっと見守ってあげてください!

関連記事

  1. 旧栂池ヒュッテ

    紅葉前線が過ぎた晩秋の栂池自然園レポート (2019年10月28日更新)

  2. 雪が積もったクルマ

    【雪が降っても安心】白馬在住歴10年を超えるスタッフが常備している、冬の便利カーグッズ

  3. 石坂森林探検村

    手軽に来られる秘境【小谷村、石坂森林探検村】で自然と一体に

  4. FWT Hakuba Japan 2020 表彰式

    【FWT Hakuba Japan 2020】大迫力の演技が観客を魅了

  5. 黄色いニッコウキスゲと白いワタスゲ

    【夏の栂池自然園】ニッコウキスゲとワタスゲが見頃!7月24日の様子をレポ

  6. そば深里の大盛り(1,000円)

    信州に来たら蕎麦を食べよう!白馬エリアでおすすめの蕎麦店8選

  7. 白馬バレー各スキー場の営業状況

    【2021-22シーズン】営業期間と積雪状況 白馬バレー全10スキー場

  8. ミズバショウ湿原

    【2022年 栂池自然園】雪に覆われた早春の湿原をトレッキングしてきました。

  9. 質疑応答

    【白馬中学校とFWT選手の交流会】白馬村でフリーライドスキーの普及を目指す