信州の食と言えば、まず「そば」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
標高が高く、夏も冷涼な気候など、そばの栽培条件に適している長野県。
県内各地で異なる呼び名や食べ方があり、県内外の人に親しまれています。
白馬村内にも美味しいそばが食べられるお店が数軒ありますが、今回は八方バスターミナル近くにあり、お昼にだけ食べられる信州ならではの手打ちそばをご紹介します。
林檎舎
八方バスターミナルから徒歩3分程。赤いのれんが目印の「林檎舎」です。
普段はそば会席が有名な民宿ですが、お昼の時間だけ宿泊以外の方もそばがいただける「そば工房」として営業しています。
夜は営業していないので、くれぐれもご注意ください。
そば三昧
林檎舎に来たら、ぜひオススメしたいのが「そば三昧」というメニュー。
ざるそばに3つのつゆがついたセットで、お店自慢のつゆの食べ比べができます。
まずは手打ちそばならではの歯ごたえと喉越しをつゆで味わってみてください。
それから、つゆに薬味を少しずつ加えながら食べていくと、2度3度と楽しめてオススメ。
鰹と昆布だしのつゆ
鰹・昆布だしと醤油がマッチした上品なお味。
シンプルに、そばの歯ごたえと喉越しが味わえます。
オススメの薬味は、大根おろしとねぎ。辛いのがお好きな方は、信州名物のワサビや七味も。
くるみだれ
くるみと味噌の甘みがクリーミーで、そばにしっかりと絡みます。
くるみの生産量が全国1位という長野県。特に東御市は日本一の生産量と言われ、くるみそばが名物だそうです。
程よい甘さがクセになり、リピーターも多いとか。最後まで飲み干したくなる味わいです。
長野名物、八幡屋礒五郎の七味をパラリとかけていただくのもオススメ。
おしぼり
白く濁って泡立った「おしぼり」つゆの正体は、辛味大根の絞り汁です。
長野(特に更埴・千曲地域)独特の食べ方で、大根おろしを「絞った」ことが由来だとか。
絞り汁に浸して食べると、大根の辛みが口いっぱいに広がり、さっぱりとそばが頂けます。
そのままだとかなり辛いので、少しずつ味噌を溶かしながら食べるとマイルドになって食べやすいです。
味噌に加えて、ねぎと鰹節と一緒に食べるのもおすすめ。
信州のご当地そば
宿のオーナーさんはもともと千曲方面のご出身だそうで、その地方で食べ親しまれている「くるみそば」と「おしぼりそば」を白馬村内でも食べられるようにしたのが始まりだとか。
信州では美味しいそばが各地で食べられるのが魅力です。
白馬の林檎舎で美味しいそば三昧を味わってみては?
インフォメーション
ランチ営業時間 | 11:00-14:00 |
定休日 | 不定休 |
住所 | 白馬村北城5289 |
予約・問合せ | 0261-71-1566 |
URL | sobakoboringoya.com |
駐車場 | 有り |