10月の最終週。紅葉前線が過ぎた栂池自然園では、冬のような澄んだ空気の中、静かなトレッキングが楽します。
今回は2019年10月28日(月)の様子をレポートしたいと思います。
静けさを取り戻した栂池自然園
紅葉時には団体のお客さんも多くにぎやかな印象でしたが、この日は、3時間の滞在ですれ違った人数は30人前後。10月後半の栂池自然園は、本来の静けさを取り戻します。
観光客が少ない分、ゆっくり園内を散策したり、お気に入りの場所で写真を撮ったり。自由度が高いので満足感があります。
鳥のさえずりや水が流れる音など、自然の「音」にフォーカスできるのもこの時季ならでは。
ダケカンバの幻想的な風景
この時季の見どころの1つに、落葉したダケカンバがあります。白い樹形だけが宙に浮いているように見え、とても幻想的な風景に。
真っ白な白馬岳をバックに、笹の緑色とダケカンバの白い樹形が美しく映えます。栂池自然園は紅葉が終わっても絵になります。
紅葉のピークはどこ?
栂池自然園では紅葉が終わってしまいましたが、栂池高原では今がピーク。ゴンドラの中間駅から山頂駅にかけての標高1,000~1,500m付近では、真っ赤な紅葉が楽しめます。
山麓の秋~栂池自然園の晩秋まで、様々な景色が一度に楽しめるのも標高が高い栂池エリアの魅力です。
低体温症に注意!
朝9時の時点で、気温は5度。東京の真冬なみの寒さです。フリースやインナーダウンなどの防寒具と、防水の雨具は必須です。低体温症にならないように注意しましょう。
さいごに
静かなトレッキングが楽しめる、晩秋の栂池自然園。2019年の営業は10月31日までです。まだ行けていない方はお早めに!
栂池自然園の過去の記事
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