白馬村の標高が高いところでは、10月に入ってから紅葉が一気に進み、各地で盛り上がりを見せています。今回は、2019年10月9日の栂池自然園の様子をレポートしたいと思います。
ややピークが過ぎた紅葉
9月の段階では、「今年の紅葉は遅いかも?」という話でしたが、順調に気温が下がった影響もあり、ほぼ例年通りに見頃を迎えたようです。取材の日はダケカンバの葉は落ちているところが多く、なんと、すでにピークを過ぎた状態。それでも、まだ残っている紅葉の色合いと青空のおかげで、秋らしい穏やかな時間を過ごすことができました。
紅葉のピークが過ぎたとはいえ、まだまだ楽しめます。天気がいい日はゆっくり園内を一周するのがおすすめ。白馬三山・紅葉・湿原など見どころが多い栂池自然園は、どこを切り取っても絵になります。
園内最奥の展望湿原は、天候に恵まれれば白馬大雪渓を見ることができます。片道1.5時間程度。ゆっくり歩いても半日あれば十分です。