白馬村みそら野地区の静かな森の中に佇む「サトルコーヒー(Satoru Coffee)」。
席は店内のカウンターと店先のベンチのみ。
オーナーが自ら建てた木の温もりたっぷりの店舗は、コーヒースタンドスタイルの小さなお店です。
最大10種類から選べるこだわりのシングルオリジンコーヒー
サトルコーヒーで提供されるコーヒーは、全てがシングルオリジンの自家焙煎豆です。
シングルオリジンとは、農場や生産者、品種などが単一のコーヒーのこと。
ブレンドされていないので、それぞれが持つ個性がダイレクトに伝わります。
「酸味が強いものから、コクがあるものまで幅広く取り揃えているので、自分が好きな味を見つけてほしい」とサトルさん。
サトルコーヒーでは、そんなシングルオリジンコーヒーが、5~10種類ほど用意されています。
コーヒーはすべてハンドドリップで、お客さんの目の前で淹れてくれます。そのため店内はいつもコーヒーの香ばしい香りで溢れています。
シングルオリジンコーヒーの他には、ラテなどのエスプレッソドリンクやチャイなんかも!そのときの気分に合わせてチョイスできるのは嬉しいポイントですね。
店主サトルさんの移住からお店のオープンまで
店主のサトルさんは、兵庫県神戸市出身。
ニュージーランドなど海外での生活を経て、8年前に白馬へ移住してきました。
「自然の中で暮らすというライフスタイルを重視しました」とサトルさん。
スノーボードやバックカントリー、沢登りや釣りなど、自然の中での遊びが好きで、白馬への移住へと踏み切ったそう。
外国人観光客が増えつつあり、村内の雰囲気がよかったのも気に入ったポイントだそうです。
ホテルで働きながら、山や沢で遊ぶ、白馬での充実した日々。
もともと「白馬で自分のお店をやりたい」という思いがあったサトルさんは、ずっと身近にあって好きだったというコーヒーを独学で勉強し、2018年2月にサトルコーヒーをオープン。
基礎から丸ごと手作りの店舗
サトルコーヒーの店舗は、なんとすべてがサトルさんの手作り。
基礎作りから外装や内装まで、8ヶ月間かけて独学で作り上げたそうです。
「理想のお店にするために、全部自分で建てることにしました」とサトルさん。
「なんでも自分でやりたい性格だから」と笑って話してくれましたが、お店まで建ててしまうのは、すごすぎです。
DIY精神、あっぱれです!
建物だけではなく、カップやショップカードにプリントされたロゴまでも手作りというから驚きです。
お店作りの隅々にサトルさんのこだわりが詰まっています。
自宅でもコーヒーを楽しんでもらいたい
「自宅でも楽しんでいただけるよう、コーヒー豆の販売も行なっています」とサトルさん。
お店でコーヒーを飲むのはもちろん、気に入った味を自宅でも気軽に楽しんでほしいそう。
コーヒーの淹れ方などわからないことは、サトルさんが丁寧に教えてくれるので、旅のお土産にお気に入りのコーヒー豆を買って帰るのもいいですね!
さいごに
サトルコーヒーのオープンは朝9時から。観光前の目覚めの一杯におすすめです。
白馬の空気と店主のこだわりを感じながら、至福のひとときをお過ごしください!
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インフォメーション
アクセス | 長野県北安曇郡白馬村北城2937-582 |
営業時間 | 9:00~16:00(金曜日は9:00~15:00) |
定休日 | 火・水曜日(臨時休業あり、SNSをご確認ください) |
駐車場 | 店舗前に3台程度分 |
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