白馬五竜の紅葉
白馬五竜高山植物園からアルプス平自然遊歩道を経由して小遠見山に至るトレッキングルートは、白馬村の紅葉の名所として知られています。
1,500~2,000mという標高にあり、例年10月上旬から中旬にかけて見頃になります。
白馬五竜の紅葉は、鮮やかな黄色のミヤマナラやブナ、真っ赤に色づいたナナカマドなどが山肌を彩ります。
毎年ピーク時には紅葉のトンネルが遊歩道を包み込み、訪れた人たちを喜ばせてくれます。
2020年10月14日、白馬五竜高山植物園とアルプス平自然遊歩道の様子を見に行ってきました。
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白馬五竜 紅葉の進み具合は?
6月のオープンから9月にかけて様々な高山植物が咲いていた白馬五竜高山植物園は、花の見頃が過ぎて黄色く色付いていました。
植物園周辺の木々の紅葉はちょうど見頃のタイミング。
となりの八方尾根の紅葉と合わせて色彩豊かな景色を見ることができます。
ここまではゴンドラを降りたらすぐ目の前に広がっている景色のため、小さな子供連れや年配の方でも安心して楽しめます。
白馬五竜高山植物園の最上部から先は、石畳や木道が整備されたアルプス平自然遊歩道に入ります。
周回できるようになっており、一周がだいたい30分ほど。
このあたりは、ミヤマナラを中心とした黄色系の紅葉が鮮やかで、これでも十分に見ごたえがありましたが、植物園のスタッフによると「やや見頃を過ぎた状態」だそう。
実は、先週末が見頃だったようで、現在は少しづつ葉が散り始めています。
この日の朝は天気が良かったため、五竜岳へ向かう登山客や小遠見山までのトレッキング客など、多くのお客さんで賑わっていました。
地蔵の沼方面にはおすすめのビューポイントも
アルプス平自然遊歩道では、360度の眺望が楽しめる地蔵ケルンからの眺めが人気ですが、地蔵の沼付近は穴場的な存在でおすすめ。
ベンチや山の案内表示などがあり絶好の休憩ポイントになっている地蔵ケルンと比べ、地蔵の沼付近はお客さんが少ないため、ゆっくり自分のペースで楽しめます。
さらに天気が良ければ、紅葉に染まる山のあいだから北アルプスの稜線が顔を覗かせてくれます。
北アルプスを背にして歩いているときは見逃してしまうこともあるため、ときどき後ろを振り返りながらゆっくりと散策してみてください。
今後一週間は綺麗な状態をキープしそう
アルプス平自然遊歩道周辺の紅葉はピークを過ぎつつありますが、まだまだ見ごたえ十分。
今年の秋はスッキリ晴れる日が少なく消化不良な日々が続いています。
まだ紅葉を堪能できていない方は白馬五竜をはじめ、白馬エリアの紅葉スポットにお出かけしてみてはいかがでしょうか?
白馬五竜高山植物園インフォメーション
アクセス | 長野県白馬村神城22184-10 |
営業期間 | 2020/6/13~10/25 |
URL | hakubaescal.com |
お問い合わせ | 0261-75-2101 |