春が東京よりも1ヶ月近く遅くやってくる白馬村では、4月中旬以降になるといたるところで春の花が咲き始めます。
今回は桜よりも早く咲き、白馬に春の訪れを知らせてくれる「こぶし」をご紹介します。
「こぶし」とは?
こぶしは木蓮(モクレン)の一種で、白くて大きな花びらの花をつけます。
桜よりも大きな花で、遠目からでもひと際目立ちます。
その名の由来は、果実の姿が「握りこぶし」に似ているからだとか。
なかなかユニークな姿なので、花を咲かせた後もぜひチェックしてみてください。
四十九院のこぶし
こぶしの花は白馬村内のいたる所で咲きますが、特に有名なスポットは「四十九院のこぶし」。
白馬駅を起点に車で国道148号を松本方面に向かって3分程度。
「中川工務店」の手前を左に曲がったところにあります。
付近には看板が出ているので目印にしてみてください。
「四十九院のこぶし」は昔から周辺住民が大切に守ってきたもの。
田んぼや畑が広がる広々したところに、2本のこぶしぽつんと静かにが佇んでいます。
田植えの準備期間と重なるこの季節は、水面に映るこぶしが楽しめます。
こぶしの東側に回り込むと北アルプスをバックに撮影することも。
白馬村ならではの絶景です。
白馬村の村木に指定されている「こぶし」。春の美しい姿をお楽しみください。
インフォメーション
アクセス | 白馬村北城深空 |
駐車場 | 有り |
見頃 | 4月下旬~5月初旬頃 |