1月19日、フリーライドスキー・スノーボードの世界最高峰の大会「FREERIDE WORLD TOUR Hakuba Japan 2020」(以下、FWT Hakuba)が開催されました。
白馬村で4回目の開催となる今回は、白馬八方尾根崩沢・東斜面の標高 1790mをスタート地点とし、最大斜度 45°、滑走距離約600mの自然地形が舞台。
全国的に雪不足が問題になるなか豊富な積雪に恵まれ、「Sefety First」を掲げる本大会の基準をクリア。
1998 年長野オリンピック男子滑降スタート地点付近に設置した観戦エリアからは、五竜岳をバックに観戦が可能。実はスキー場から一般観戦が可能な斜面での実施は今回が初めて。
トップ選手の演技や景色が多くのギャラリーを魅了しました。
主な出場選手
タナー・ホール、ビクター・デ・ラ・ルーら、世界のトップ選手が参戦。(昨年チャンピョンのトラビス・ライスは欠場)
日本からは、先日行われたFWQチャンピョンである、男子スノーボード 光久正貴選手・女子スキー 小野塚彩那選手・女子スノーボード 加藤彩也香選手に加え、昨年に引き続きワイルドカードに参戦している佐々木悠選手の4選手が出場。
大迫力の演技が観客を魅了
事前に選手たち自身が決めたラインをハイスピードで駆け抜け、クリフではバックフリップなどの大技を披露。延べ2,000人以上が詰めかけた観戦エリアからは大きな歓声が上がり熱気に包まれました。
大会結果
男子スノーボード 1位 | ビクター・デ・ラ・ルー(フランス) |
男子スキー 1位 | ドリュー・タブキ(アメリカ) |
女子スノーボード 1位 | マリオン・ハーティ(フランス) |
女子スキー 1位 | ドヴィグ・ヴェッセル(ノルウェー) |
日本人選手は、男子スノーボード 光久正貴選手が9位(9人中)、男子スキー 佐々木悠選手が17位(21人中)、女子スノーボード 加藤彩也香選手が4位(6人中)、女子スキー 小野塚彩那選手が5位(10人中)という結果になりました。
小野塚選手は、カナダ・キッキングホースで2020年2月6日〜12日に行われる世界大会へのワイルドカードでの出場権を獲得しました。
全ライダーの滑走や選手目線の映像など様々なコンテンツをまとめたムービーが公開。世界のTOPライダーの大迫力の演技をぜひご覧ください。