冬はスキー場として白馬エリアトップクラスの人気を誇るエイブル白馬五竜スキー場。
今回ご紹介するのは、ゲレンデの斜面を利用して6月から10月までのグリーンシーズンにオープンする「白馬五竜高山植物園」。
ゴンドラを降りると目の前に広がるお花畑。
厳しい山登りをせずともゴンドラ一本で手軽に楽しめる白馬五竜高山植物園は、幅広い層の観光客から支持を集めています。
園内の大部分は散策路がしっかり整備されていて快適に滞在できます。
長靴と傘の無料で貸出しをしているので、雨の日の観光にもオススメしたいスポットです。
園内の眺望
雨の日は五竜岳や八方尾根の眺望は期待できません。
北アルプスの絶景を望めないのは残念ですが、そのかわりに植物園全体が霧に包まれてとても幻想的な景色を作り出します。
さらに、さまざまな条件が重なれば山麓側に雲海が見られるかも!
高山植物は花びらについた雨粒によってキラキラと、より一層可憐な姿になります。
ヒマラヤンブルーと呼ばれる鮮やかな青さが特徴のヒマラヤの青いケシは、雨粒によってより鮮やかに。
整備された散策路
白馬五竜高山植物園の園内は、散策路がしっかりと整備されているのが特徴のひとつ。
自然の山の中とは違い管理が行き届いているので、滑ったり泥だらけになる心配が少なく、植物鑑賞に集中することが可能。
この日はレインコートを着ている方が多くいましたが、事前に準備しておけばより快適に過ごせそうです。
傘と長靴を無料で貸出し
白馬五竜高山植物園のサービスのひとつに、傘と長靴の無料貸出しがあります。
これで、突然雨が降ってきたときはもちろん、雨で本来の予定が無くなり急に来園することになっても大丈夫。
ゴンドラ降り場の通路に置いてあり自由に使用できるので、窓口などでの手続きは不要です。
さらに、下山のゴンドラに乗車する際にはおしぼりを配布していました。
ゴンドラに乗っている間に、雨や汚れを落とせるのでとてもありがたいサービスです。
「誰でも」旬の花を楽しめるアルプス平広場
ゴンドラ終着のアルプス平駅の目の前に広がるアルプス平広場。
アルプス平広場には、バリアフリーの対応として園内の高山植物を集約。
より天候に左右されずに、旬の花を誰でもその場で観察できるように配慮されています。
家族3世代で来園し、足腰に不安のあるおじいちゃんとおばあちゃんはアルプス平広場を中心に楽しみ、お父さんとお母さんと子供は園内をぐるっと一周してくるというような楽しみ方も可能です。
さいごに
今回は雨の日の白馬五竜高山植物園の様子をご紹介しました。
雨の日でも楽しめること、雨の日ならではの魅力をおわかりいただけたでしょうか?
ぜひ雨の日ならではの体験をしてみてください!
インフォメーション
アクセス | 長野県白馬村神城22184-10 |
営業期間 | 2020年6月13日〜10月25日 |
URL | hakubaescal.com |
お問い合わせ | 0261-75-2101 |