インバウンド客で賑わうJR白馬駅前

2025年の白馬村、何が変わった?

白馬村ではコロナ禍明け以降、オセアニア地域や東アジア地域を中心とするインバウンド観光客数の増加が加速。

メディアでは、「ラーメン1杯3,000円」や「第2のニセコ」などと、何かとネガティブな報道も目にしますが、白馬村がこの数年でどのように変化しどのような課題があるのか、村民の肌感覚でまとめたいと思います。

ポジティブなニュース

飲食店が増えた

ao LAKESIDE CAFE外観

2024年7月にオープンした「ao LAKESIDE CAFE」

ディナーを楽しめる飲食店が以前から不足していたなか、さまざまなお店が新たに誕生しました。

白馬村エコーランドのカフェ「Calico」

雰囲気が良い白馬村エコーランドのカフェ「Calico」

高級感があって美味しいお店、割高だけど白馬村民割があるお店、インバウンド客に人気のお店、外国人オーナーの割高で質が悪いお店などさまざま。

多種多様なジャンルの飲食店が誕生し、食事の選択肢が増えたことは、村民にとっても観光客にとっても良いことだと思います。

ちなみに、フジテレビのニュースで報じられていた「3,000円のラーメン店」は、いまだにどこにあるのかわかりません。

まえだのかつ丼

2024年に閉業した白馬村八方の「まえだ」

新しいお店がオープンした一方で、地元民に愛されていたお店が閉業してしまったりも。

「まえだ」さんが閉業した理由はわかりませんが、白馬村には、後継者問題や、物価上昇による固定資産税や相続税の増加など、さまざまな課題があるようです。

自社農園の農作物を使ったジェラート&スイーツショップがオープン

TABITABIジェラート店

TABITABIジェラート店

アンテナ白馬を運営している合同会社suridgeがお世話になっている、TABITABIジェラート店が2025年3月30日(土)にオープン予定。

自社農園で育てたヘーゼルナッツやサツマイモや栗を使ったジェラートや、モンブランやケーキなどのスイーツを提供するお店です。

和モダンの落ち着いた雰囲気の店内や、白馬三山を望めるテラス席でゆっくり過ごせるので、白馬観光時にはぜひ立ち寄ってみてください。

外国人が経営する宿泊施設が増えた

外国人オーナーが経営する宿泊施設は10年ぐらい前からありましたが、近年さらに増えた印象です。

そのようなところは明るくオープンで、1階に誰でも利用できるカフェなんかがあったりして、非常に便利。

よく利用させてもらっています。

病院ができた

2年前ぐらいのことですが、白馬インターナショナルクリニックという、スタッフ全員が英語に対応した医院が開業しました。

施設や設備はもちろん新しくて清潔。

スタッフはとても親切です。

スキー・スノーボードなどの外傷に対応しているため、ウィンターシーズン中はとても混雑しますが、身近な場所に医療機関が増えて村民としてはとても助かっています。

スキー場の設備が新しくなった

白馬岩岳新ゴンドラリフト

白馬岩岳新ゴンドラリフト

白馬岩岳マウンテンリゾートのゴンドラリフトが38年ぶりにリニューアルし、全方位360°のパノラマビューが楽しめる他、輸送力、耐風性、静粛性が大幅に向上しました。

さらに白馬八方尾根スキー場も2027年12月の開業を目指して、新ゴンドラリフト・ベースセンターハウス・駐車場の建設を正式発表しました。

日本のスキー場設備は、老朽化が進み更新時期を迎えたものが多い中、ハード面のアップデートは嬉しいニュースです。

ネガティブなニュース

猛烈に混むようになった

インバウンド客で賑わうJR白馬駅前

インバウンド客で賑わうJR白馬駅前

レンタカーで観光に来るインバウンド客が増え、スキー場の駐車場は大混雑。

スーパーやコンビニなども大盛況なため、買い物をスムーズに済ませるには、午前中に出かけるなどの工夫が必要になり、村民としてはやや不便な状況になりました。

長野-白馬間のバスが値上がりした

長野駅-白馬駅間の高速バスの運賃が大幅値上げに。

いままでは1,800円だったのが、2024年12月からなんと3,500円になりました。

タクシー料金検索サイトによると、長野駅-白馬駅間の料金は約20,000円で、4人で乗車すれば1人当たり約5,000円。

バス料金よりは高いものの、バスの待ち時間や宿までの移動時間を短縮できるので、タクシーの需要が今後はもっと増えそうです。

おわり

年齢や生活スタイルによって感じ方はさまざまですが、個人的には観光客が増えたことで、地域経済が活発になり、新しいお店や施設が誕生して暮らしやすくなりました。

ニュースで報じられているほど、ネガティブな印象はありません。

その一方で、固定資産税や相続税が上昇し地域住民の負担になっていること、飲食店が不足していること、通年運用の路線バスが存在しないこと、タクシーが不足していること、一部のインバウンド客のマナーが問題になっていることなど、観光リゾートとしての課題もたくさんあります。

白馬村では、観光振興のための財源の確保を目的に、宿泊税制度の導入を目指すなど、課題解決のための動きも見られます。

観光客も地元住民も快適に過ごせる環境になるといいですね。

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