白馬村和田野の森にあるカフェ「3301HAKUBA(サンサンマルイチハクバ)」。冬はスキー、夏は北アルプスを見ながら散策が楽しめる北尾根高原の近く、ホテル「コハルリゾート」の1階にあるお店です。お店がオープンした2017年12月以来、コロンビア人のオーナーの元に、季節を問わずたくさんのお客さんが訪れます。
今回はオーナーのホセさんに、お話を伺ってきました。
店名「3301HAKUBA」の由来
気になる「3301HAKUBA」という店名。一体どんな意味があるのでしょうか?オーナーのホセさんによると、「白馬三山(サンザン=33)とナンバーワン(01)を目指すという意味で、二つの言葉を合わせた」そうです。
ーお店のコンセプトは?
ホセさん「地元白馬の食材を利用して、ナンバーワンの料理を出す。自分がコロンビア出身なので、コロンビアの美味しいコーヒーとチョコも出して、白馬のものと組み合わせています。」
コロンビア産チョコレート「CACAO HUNTERS(カカオハンターズ)」を使った濃厚なドリンクも人気。
コーヒーは、日本未上陸のコロンビア産シングルオリジンコーヒー「Juan Valdez」を使用しています。
ーオススメのフードメニューは?
ホセさん「白馬ガレットが人気。とくに、定番の3301ガレットを選ばれる方が多いです。」
ガレットは全て、白馬産のそば粉100%使用。3301ガレットの中身はベーコン、卵、チーズにきのこで、間違いない美味しさ。
「白馬ガレット」とは白馬グルメのひとつで、そば粉を使ったクレープのこと。フルーツなどを合わせた甘いデザートまで、様々な種類があります。白馬ガレットを食べられるお店は、村内にいくつかありますが、生地を寝かせるなど仕込みの都合上、事前予約が必要なお店がほとんど。そんな中、予約せずにふらっと白馬ガレットが食べられる貴重なお店なんです。
コロンビア料理 パタコネスもオススメ!
パタコネスは、プラタノという加熱用のバナナをカリッと揚げた、コロンビアやその他の南米諸国では定番の料理。普通のバナナと違って、プラタノは甘くなく、揚げるとイモのようにホクホクした食感になるのが特徴です。塩をふってチーズやトマトソースなどをかけていただきます。
オーナーのホセさんはコロンビアから移住
オーナーのホセさんは、コロンビア出身で現在は白馬に住む移住者のひとり。日本人の奥さん、涼子さんがシェフを務めています。
ー白馬の印象は?
ホセさん「自然を身近に感じるのがいいですね。特に川とか水がきれいで、ゆったりできる場所。」
ホセさんが産まれ育ったのは、コロンビアでも都会。一方で、大自然が近くにある白馬は、ホセさんにとってリラックスできる場所だとか。首都圏や海外からの移住者や長期滞在者が多い白馬は、新しく引っ越して来た人にとっても馴染みやすく、住みやすい環境と言えます。
ー日本の反対側のコロンビアから、なぜ白馬に?
ホセさん「フランスで大学院に行っていた時にスノーボードにハマり、その後白馬コルチナスキー場で働きました。そしてそのまま、白馬に住むことになり…(現在に至る)」
ホセさんは、最近ではマウンテンバイクなど夏のアクティビティも楽しんでいるそうです。日本語が堪能なので、お店のこと、白馬のこと、コロンビアのことなど、色々聞いてみるのもオススメです。
この夏オススメのドリンクメニュー
いよいよ夏本番!暑い日にぜひ試してもらいたい、この夏オススメのフレッシュなメニューをご紹介します。
スムージー
トレッキングや散策の後にぴったりな、さっぱり冷たいスムージー。チョコバナナ、白馬ブルーベリー、ココナッツレモン、コーヒーバナナ、パッションフルーツココナッツの5種類から選べます。
こちらは、ココナッツレモンスムージー。ココナッツは栄養満点で、暑い日に飲めば、火照った身体を冷ます効果があるんだとか!熱中症対策にもピッタリ!!
花レモネード
青いハーブティー「バラフライピー」を使用した、鮮やかな色のドリンク。アントシアニンがブルーベリーの20倍もあり、美容健康にGOOD。レモンの酸味が爽やか!
白馬ブルーベリーフレンチトースト
今が旬のブルーベリーのフレッシュな味と焼きたてふわふわのフレンチトーストの組み合わせ。ブルーベリーは白馬産のものを使用しています。
さいごに
和田野の森にあるカフェ、3301HAKUBAでは地元産食材と南米コロンビアの味が楽しめます。
夏の観光で白馬に来た時には、ここでしか食べられない「3301ガレット」とフレッシュな冷たいドリンクで涼んでみてはいかがでしょうか?
インフォメーション
アクセス | 長野県北安曇郡白馬村北城4769 |
営業時間 | 8:00~16:00 ※8月は無休の予定(9・10月は水木休み) |
URL | 3301hakuba.com/ |
お問い合せ | 0261-75-5002 |