白馬って寒いの?どんな服を持っていけばいいの?
そんな疑問をお持ちの方へ向けて、白馬村の気候と、季節別にオススメの服装をご紹介します。
特に東京など都心部との気温差が大きいため、「思ったより寒かった…」という声もよく聞かれます。
標高約700m、北アルプスの麓にある白馬村は、年間を通して涼しく特に夏は過ごしやすいエリア。
快適な旅のためにも、服装選びの参考にしてみてください!
白馬村の気温の特徴|東京より5〜10℃低い!
まずは年間の平均気温をチェックしてみましょう。
白馬村の気温は、東京より5〜10℃ほど低い傾向にあります。
平均最高気温 ( °C) |
平均最低気温 ( °C) |
1日平均気温 ( °C) |
降水量 (mm) |
|
1月 | 1.4 | -7.5 | -3.0 | 144.9 |
2月 | 2.2 | -7.5 | -2.6 | 134.9 |
3月 | 6.3 | -4.0 | 0.9 | 143.5 |
4月 | 14.5 | 1.7 | 7.6 | 118.3 |
5月 | 20.3 | 7.5 | 13.4 | 144.6 |
6月 | 23.4 | 12.9 | 17.5 | 214.9 |
7月 | 26.7 | 17.3 | 21.2 | 289.4 |
8月 | 28.6 | 18.4 | 22.6 | 170.0 |
9月 | 23.4 | 14.2 | 18.1 | 184.3 |
10月 | 17.5 | 6.8 | 11.4 | 121.5 |
11月 | 11.2 | 0.6 | 5.3 | 109.8 |
12月 | 4.8 | -4.3 | -0.1 | 128.7 |
(気象庁HPより 1981年~2010年のデータ)
- 桜の見頃は4月末ごろ(東京より1ヵ月遅れ)
- 紅葉の見頃は10月〜11月上旬(東京より1ヵ月早め)
という特徴もあります。
服装選びのポイント|白馬村ならではの注意点
白馬村は、盆地地形のため一日の寒暖差が大きいのが特徴。
日中は暖かくても、朝晩は一気に冷え込むため、羽織るものを持参するのが基本です。
特に夏場でも「朝晩は窓を閉めて寝る」くらい涼しく、冬は「晴れる日が少なく雪が多い」ため、服装に注意が必要です。
【白馬の春】3月〜5月|春先でも油断せず、冬装備を

野平の一本桜 (撮影日:2025年4月26日)
3月:まだ真冬の寒さ。ダウン必須
- 最高気温10℃以下、最低気温は氷点下になる日も
- 雪が降ることもあるため、防寒着は東京の真冬仕様(ダウンジャケットなど)が安心
4月:日中は春、夜は冬
- 日中は暖かい日もありますが、夜は氷点下近くまで冷え込む
- 厚手アウターやダウンが引き続き必要
5月:春らしい陽気でも油断は禁物
- 日中は20℃を超える日も。薄手の上着やカーディガンが活躍
- 朝晩の寒暖差に備えた重ね着が◎
- ゴールデンウィーク中も雪が降る年も。車はスタッドレス必須
【白馬の夏】6月〜8月|日中は暑くても朝晩はひんやり

杓子岳と白馬鑓ヶ岳 (撮影時期:7月中旬)
6月・7月:梅雨でもカラッと涼しい
- 日中はTシャツ+薄手のパンツでOK
- 湿度は低めで過ごしやすい
- (特に6月は)宿泊費も安く、穴場シーズン!
8月:真夏日でも秋の気配が
- 日中は30℃を超える暑さ、服装は東京の夏と同じでOK
- お盆以降は一気に涼しくなるため、羽織ものを忘れずに。サンダルの場合は+靴下が無難
【白馬の秋】9月〜11月|紅葉とともに寒さが増す季節

栂池自然園 (撮影時期:10月上旬)
9月:爽やかな秋。羽織り必須
- 日中は秋らしい爽やかな陽気に
- 朝晩の冷え込みに備えてカーディガンやフリースを
10月:紅葉シーズン到来
-
- 白馬村民はストーブを使い始める季節
- 厚手のジャケットやダウンが必要に
11月:冬の入り口
- 霜が降りるほど冷え込み、完全な冬支度へ
- 雪の可能性もあるため防寒対策とスタッドレスタイヤの装備を
【白馬の冬】12月〜2月|本格的な雪国の装いで

白馬三山 (撮影時期:1月下旬)
12月・1月・2月:厳冬期。最低気温は常に氷点下
- 氷点下の日が続き、放射冷却で-15℃近くになる朝も
- ダウンジャケット、ウールパンツ、ニット帽、手袋は必須
- 室内は暖房が効いているので、インナーは脱ぎ着しやすく
- 防寒性と防水性の高いスノーブーツがあると便利
まとめ|白馬村旅行にオススメの服装と持ち物

白馬村 (撮影時期:5月中旬)
白馬村は、年間を通して寒さ対策が大切なエリアです。
東京と比べると1〜2ヵ月季節にズレがあると思って服装を選ぶのがオススメ。
-
- 寒がりな方はインナーダウンやウールソックスを常備
- 荷物に余裕があれば「1枚多め」の防寒着が安心
- 季節ごとの寒暖差に対応できるよう重ね着スタイルがベスト
白馬の自然を満喫するために、しっかり準備して快適な旅を楽しんでくださいね!