老朽化や建て替えなどによって、いつか変わってしまう街の景色。
今ある美しい白馬の街並みを残しておこうと思い、少しずつ写真を撮り貯めています。
今後は【白馬の街並み】シリーズ化し、順次公開していきたいと思います。
初回は、白馬の中心部「白馬駅前周辺」です!
JR白馬駅
JR大糸線の停車駅である白馬駅は、昭和7(1932)年11月に「信濃四ツ谷駅」として開業し、昭和43(1968)年10月に「白馬駅」に改称しました。
昭和45(1970)年12月に完成した駅舎を、平成8(1996)年に改修工事し、ほぼ現在の姿になったようです。
いまでこそ国道や高速道路が整備され、自家用車や高速バスなど移動の選択肢が広がりましたが、以前は鉄道が主な移動手段。
昭和30年代は、冬はスキー客、夏は登山客が多く訪れるようになり、切符の売り上げが長野県の国鉄駅の中で上位になるほどの賑わいだったとか!
平成8(1996)年~平成18(2006)年までは、駅舎の2階に宿泊施設があったそうです。
JR白馬駅周辺の街並みや営業している店舗
白馬駅前のロータリーは、北アルプスが望める絶好のロケーション!
バス停、タクシー乗り場、飲食店、お土産物店などがあります。
写真中央の「藤屋食堂」は昭和7(1932)年に開業。
長年、観光客や地元住民に愛されている老舗食堂です!
外国人オーナーのお店もいくつかあり、コロナ前はインバウンド客が多く訪れていました。
オーストラリア人オーナーが経営する「Zou Cafe」、蕎麦店、白馬山荘などを運営している「白馬館」の事務所など。
別角度から。
無料で利用できる足湯やコーヒースタンドなどもあります。
以外にも、ロータリー内や駅前に宿泊施設はありません。
国道148号を挟んだ向かい側には、白馬村で35年以上営業している「さくら不動産」があります。
同じビルの2階には、スキー場の情報を発信しているメディア「スノーナビ」が入居。
10年ほど前は、さくら不動産の場所でマクドナルドが営業していたそうです。
まとめ
白馬駅周辺にチェーン店や新しい建物はほとんどありません。
国内外から多くの観光客が訪れる観光地にも関わらず、大規模な再開発をされていないのが白馬駅周辺の特徴でもあります。
以上、『【白馬の街並み #01】白馬駅周辺編』でした!
次回もお楽しみに。