大町市の「ユナイトコーヒー」は、こだわりの自家焙煎コーヒーが自慢のお店。
2007年のオープン以来、大町市や白馬村に訪れる観光客はもちろん、地元の人たちが集いコーヒーを楽しむ場所になっています。
ほっこり落ち着く空間のユナイトコーヒー
信濃大町駅から続く本通り商店街から一本入った、静かな通り沿いにお店はあります。
丸みのある白い壁に、四角い小窓が並んだ店構えと赤いコーヒーマグが目印。
店内も赤色がアクセントになっていて、温かみのある雰囲気。店内中にコーヒーの香りが漂い、ほっこり落ち着く空間です。
マスターはカフェ・バッハグループで修行
マスターの松浦周平さんは、自家焙煎珈琲の有名店「カフェ・バッハ」のグループで修行を積みました。
自家焙煎や抽出方法など、コーヒーにまつわる全てを学び、2007年に独立しユナイトコーヒーをオープンしました。
兵庫県出身の松浦さんが大町市に来たきっかけは、スノーボード。
当時はプロを目指していたほど、スノーボードに打ち込んでいたそうです。
カフェ・バッハグループとは 東京都台東区にある創業50年を超える自家焙煎珈琲の老舗。代表の田口護氏は、日本スペシャルティコーヒー協会会長を務めたこともある、コーヒー業界の超有名人です。自家焙煎機の開発の他、毎年コーヒー豆の産地を訪問し、コーヒー豆育成の技術指導などを行なっています。 |
大町市から「繋がる」場所に
ユナイトコーヒーの店名は、「Unite(繋がる)」という言葉からきています。
この言葉には、たくさんの意味が込められていて、詳しく説明すると30分以上もかかってしまうとか!
(気になる方はオーナーに聞いてみてください)
常時約20種類からコーヒーが選べる
ユナイトコーヒーで飲めるコーヒーは、常時約20種類から選べます。
浅煎りから中煎り、中深煎り、深煎りまでバリエーションはいろいろ。
松浦さん曰く、日本人が一番慣れ親しんでいるのは、中深煎りのコーヒーとのこと。
もし、豆選びに迷ったら、中深煎りの中から選んでみると良さそうです。
焙煎士がコントロールした、美味しいコーヒー
仕入れた生豆は、焙煎前に虫食いや傷んだ豆を一つ一つ丁寧に取り除く、「ハンドピック」という作業をします。
良質な豆のみを焙煎し、さらに焙煎後にも焼きムラのある豆などをハンドピックすることで、焙煎士がコントロールした均一の味になり、美味しいコーヒーになります。
コーヒーは一杯一杯ハンドドリップで提供されます。カウンター席に座ると、ハンドドリップの様子をじっくりと見ることができます。
ゆっくりとコーヒーが落ちていく間に広がる、豊かなコーヒーの香りも楽しめます。
原産国や焙煎度合いなどの条件によって、香りや酸味、苦味など味わいが全く異なるコーヒー。
一般的には、焙煎が浅煎りになるほど苦味が少なく、酸味が強くなると言われています。
同じ酸味でも、レモンのような酸味やベリー系の酸味など色々。
ユナイトコーヒーでは、それぞれの味の個性を引き出すように焙煎しているので、自分だけの味を見つけてみてはいかがでしょうか?
インフォメーション
アクセス | 長野県大町市大町4098-4 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 日曜日&月曜日 |
駐車場 | 有り |
お問い合わせ | 0261-85-0180 |