今度観光で白馬村に行くけど、寒いのかな?着ていく服がなかなか決まらない。
という方に向けて、20代の女性目線で、季節別のオススメの服装をご紹介します!
北アルプスの麓に位置する白馬村の標高は約700m。
標高599mの高尾山や高さ634mの東京スカイツリーよりも高い場所に位置しており、年間を通して涼しいのが白馬村の特徴です。
東京との気温差が大きいことから「思ったよりも寒かった…」という経験をされた方もいるのではないでしょうか?
せっかくの白馬旅行で失敗したくない方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください!
★白馬のお土産
東京よりも5~10°C前後低い、白馬村の気温
オススメの服装をご紹介する前に、まずは月ごとの気温ですが、東京と比較すると、5~10°C前後低い傾向にあります。
平均最高気温 ( °C) |
平均最低気温 ( °C) |
1日平均気温 ( °C) |
降水量 (mm) |
|
1月 | 1.4 | -7.5 | -3.0 | 144.9 |
2月 | 2.2 | -7.5 | -2.6 | 134.9 |
3月 | 6.3 | -4.0 | 0.9 | 143.5 |
4月 | 14.5 | 1.7 | 7.6 | 118.3 |
5月 | 20.3 | 7.5 | 13.4 | 144.6 |
6月 | 23.4 | 12.9 | 17.5 | 214.9 |
7月 | 26.7 | 17.3 | 21.2 | 289.4 |
8月 | 28.6 | 18.4 | 22.6 | 170.0 |
9月 | 23.4 | 14.2 | 18.1 | 184.3 |
10月 | 17.5 | 6.8 | 11.4 | 121.5 |
11月 | 11.2 | 0.6 | 5.3 | 109.8 |
12月 | 4.8 | -4.3 | -0.1 | 128.7 |
(気象庁HPより 1981年~2010年のデータ)
7月と8月でも平均最低気温は10℃台…!
ちなみに、白馬村の桜の見頃は東京よりも1ヵ月遅い4月末頃、一方で紅葉の見頃は1ヵ月早い10月~11月上旬頃です。
白馬村観光 服装選びのポイント
白馬村は、標高3,000m級の北アルプスと1,500m前後の小谷山地に挟まれた盆地地形のため、一日のうちで最も高い気温と最も低い気温との差が大きいのが特徴です。
夏でも朝晩は涼しいので、窓を開けたまま寝ることはほとんどありません…!
冬は、季節風の影響で雪の日が多く、晴れる日は少ないです。
それでは季節別にオススメの服装を見ていきます。
白馬村の春 3月・4月・5月
3月は最高気温が10℃を下回ることが多く、最低気温は氷点下になることも珍しくありません。
3月とはいえ、東京の真冬と同じような気候なので、ダウンジャケットなどの厚手のアウターが必須です。また、雪が降る日もあります。
4月は最高気温が10℃を超えて日中は春らしいポカポカした日が多くなりますが、夜は氷点下近くまで冷えることもしばしば。
夜間に外出される方は、3月同様に厚手のアウターがあると安心です。
5月はカラッと晴れた爽やかな天気が多くなります。
日中の気温が20℃を超えることもありますが昼夜の寒暖差が大きいので、薄手のアウターやカーディガンなどの羽織りものがマストアイテム。
例年、ゴールデンウィークまでスキー場が営業しており雪が降る可能性もあるので、防寒対策とともに車にスタッドレスタイヤを装着しておくと安心です。
白馬村の夏 6月・7月・8月
6月・7月になるとTシャツ+ハーフパンツで出かけられる日が多くなります。
最低気温もようやく10度台に。梅雨時期なので雨は降りますが、湿度が低く過ごしやすい印象です。
〇ポイント〇
6月は一年の中で比較的観光客が少ないので、宿泊料金が低く設定されていたり、人気店にも並ばず入ることができるなど、ゆっくりしたステイを楽しめる穴場の時期です。 |
8月の日中はとても暑く、ほぼ毎日30℃を超えるので、服装は東京の真夏と同じもので問題ありません。
ただし、お盆を過ぎたころから一気に涼しくなるので、中旬以降の観光には薄手の羽織りものを持参しましょう。サンダルでは寒いので、靴下を履くのがオススメ!
〇ポイント〇 実は数年前まではクーラーが無い家も多かった白馬村ですが、近年は気温30℃を超える日が増え、クーラーが無いとちょっと厳しくなってきました。 |
白馬村の秋 9月・10月・11月
9月の日中は秋らしい爽やかな陽気になりますが、朝晩は冷え込むのでフリースやカーディガンがあると便利です。
風が涼しいので、寒がりの方はもう秋の服装がいいでしょう。
10月から11月上旬は紅葉の季節。
最低気温は10度を下回り、白馬村民はこの時季からストーブなどの暖房を使い始めます。
早い年だと山麓にも雪が降るので、厚手のコートやダウンジャケットなどの防寒着が必要。
11月下旬には霜が降り、完全に冬支度が始まります。
白馬村の冬 12月・1月・2月
厳冬期の12月・1月・2月の最低気温は常に氷点下。
晴れた日の朝は放射冷却によって-15度近くまで冷えることもあります。まつ毛や鼻の中が凍るほどの寒さです。
厚手のダウンジャケットやパンツ、ニット帽・手袋などはマストアイテム。
飲食店や観光施設の室内はガンガンに暖房をたいていて暖かいので、インナーは脱ぎ着しやすいものがオススメです。
2019-20シーズンは記録的な暖冬でしたが、例年であれば毎日のように数十センチの雪が積もります。
防水性が高く滑りにくいスノーブーツがあると便利です。
白馬村民マストアイテムはソレルのブーツ。ぜひ足元に注目してみてください!
さいごに
今回は季節別にオススメの服装をご紹介しましたがいかがでしたか?
白馬村の気候は東京などの都心部と比較すると、気温が低い時季が長いので、寒がりの方は年中肌着や靴下が手放せません。
荷物に余裕がある方は、コンパクトに畳めるインナーダウンなど、常に1枚多く防寒着を持参しておくと安心です。
それでは快適な旅を!
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