全国的に11月は、観光産業が落ち着く時季。白馬も例外ではなく、一年で一番の閑散期になります。
白馬村の観光客入込状況>>
白馬岩岳マウンテンリゾートや白馬五竜高山植物園を始めとする各スキー場のグリーンシーズン営業は、11月上旬までにすべて終了し、ウィンターシーズンに向けた準備期間に入ります。
また、北アルプスの山小屋も、9月末~10月中に小屋閉まいをしてしまうので、それに伴い登山シーズンも終了します。
観光の目玉が少ない11月の白馬ですが、この時季だからこその楽しみ方や魅力がたくさんあります。
今回は、そんな「11月の白馬の魅力」をご紹介したいと思います!
【魅力1】ゆっくり自分のペースで観光できる
閑散期の魅力はなんと言っても、普段は混雑している場所でもゆっくり自分のペースで観光を楽しめること。
2020年春にオープンしたスノーピークランドステーション白馬や、北信越地方では白馬にしかないパタゴニアの直営店は、繁忙期には多くの人で賑わいます。新型コロナウイルスの感染対策の一環として入場制限を設けていたパタゴニアは、店舗前が大行列になることもしばしば。
しかし、11月に入るとこのような混雑は緩和されるため、週末でもスムーズに入店できることがあります。カップルやファミリーはもちろん、一人でふらっと観光したい方におすすめです。
【魅力2】澄んだ空気の中で綺麗な景色を楽しめる
11月は北アルプスの山々に雪が積もるため、雪山の景色を楽しめるようになります。11月上旬であれば山麓に紅葉が残っているので、雪山とのグラデーションを楽しめます。
この時季は湿度が低く空気が澄んでいるので、山の景色を楽しむのには最適な季節。さらに、日中の気温は10度台のことが多いので、寒さに凍えることもありません。
冬になるにつれて日の出時刻が遅くなるので、ちょっと早起きしてモルゲンロートを見るのも楽しみ方のひとつです。
モルゲンロートとは、朝日に照らされて北アルプスがピンク色やオレンジ色に染まる現象のこと。見られる時間は一瞬ですが、日の出時刻の15分前にスタンバイしておけば大丈夫!早朝の気温は氷点下になることもあるので防寒対策をお忘れなく。
【魅力3】食欲の秋!信州の美味しいものがたくさん
11月は新そばが美味しい季節。
白馬村のお隣小谷村では毎年恒例の「おたり新そば祭り」が開催されます。2021年の開催期間は2021年10月9日 (土) 〜 11月23日 (火)まで。
参加店舗で蕎麦を食べるともらえるスタンプを集めると、抽選で小谷村内で使える宿泊券が当たる他、今話題のジェラートなどが当たるプレゼント企画もあります。
蕎麦以外のグルメでは、旬のりんごや栗などを使ったデザートを提供するカフェで信州の味を満喫できます!
閑散期を利用してお得に楽しもう!
観光客が少ない11月は宿泊料金が値下げされる傾向にあります。これは、閑散期の稼働率を少しでも上げるために、利用しやすい料金に設定するためです。
宿泊料金を節約できれば、お土産や飲食など現地で使えるお金が増えてとってもお得。
閑散期を利用してお得に白馬を満喫しましょう!