栂池自然園ファンのみなさま、お待たせしました。
6月1日(月)、栂池自然園が2020年グリーンシーズンの営業を開始します。
6月は残雪の北アルプスとミズバショウの群生が楽しめるとあって、グリーンシーズンの中でも上位の人気を誇ります。
今回はオープンに先駆け、栂池ビジネスセンター センター長の猪股さんに、自然園の状況やミズバショウの見頃を伺いました。
ミズバショウの見頃は6月20日頃
ーー雪の融雪状況やミズバショウの開花状況は例年と比較していかがでしょうか?
猪股さん「積雪は例年並みですが、昨年よりは多いです。このまま雪解けが進めば、ミズバショウの見頃は6月20日頃の予想です。ちなみに、ニッコウキスゲは7月2~3週目がピークになると予想しています。」
ミズバショウやニッコウキスゲの見頃は、ほぼ例年通りとの予想です。
2019-20シーズンは暖冬+雪不足だったにも関わらず、4月は低温の日が多かったことが影響し、帳尻が合ったそうです。
例年、オープン直後の6月上旬は観光客が少なく、ミズバショウのピークが近づくにつれて賑わいをみせます。
既にきれいに咲いている場所もあるので、ゆっくり自分のペースで散策したい方にはこの時期が狙い目かもしれません。
標高1900メートルの栂池自然園 防寒着と紫外線対策が必須
ーー6月の服装についてアドバイスをお願いします
猪股さん「気温は高くても15度程度なので、必ず防寒着をお持ちください。また、木道にはたくさんの雪が残っています。アイゼンやスノーシューのような装備は必要ありませんが、グリップ力が高い登山靴もしくはトレッキングシューズがオススメです。」
“気温15度” は、東京の3月の最高気温の月平均とほぼ同じ。
日差しがあればポカポカする陽気ですが、曇りや雨が降るとたちまち冬並みの気温になります。
山麓の暖かさに惑わされず「一枚多く」防寒着を持っていくようにしましょう。
注意するのは気温だけではありません。
標高が高い場所では日差しと雪の照り返しが強烈なので、日焼け止めやサングラスなどの紫外線対策をお忘れなく!
感染症対策について
ーー感染症対策についてはいかがですか?
猪股さん「従業員は毎朝検温を行い、マスクの着用を義務付けています。さらに受付には、シールドを設置し飛沫防止にも努めます。お客様にもマスクの着用をお願いしているのと、ビジターセンターに入館される際にはアルコール消毒をしていただきます。」
ーー観光の制限はありますか?
猪股さん「園内は基本的に例年通りお楽しみいただけますが、ビジターセンター内には何点か制限を設けさせていただきます。例えば、展示物に触れることや飲食は禁止、設置してある給茶器も利用を停止させていただきます。隣接する栂池山荘は宿泊のみの営業となり、休憩や食事ではご利用いただけません。」
栂池自然園では、安心して観光ができるよう様々な対策を講じるようです。
栂池自然園で「2020年の春」を楽しもう!
本州で最も遅咲きのミズバショウが楽しめる栂池自然園。
コロナ禍による自粛生活で「2020年の春」を満喫できなかった方は、訪れてみてはいかがでしょうか?
白馬小谷の大自然は、いつもと変わらない美しさでみなさまを待っています。
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