白馬駅から八方尾根スキー場方面に向かうとすぐに見えてくる、大きな山小屋のような建物が特徴の「パタゴニア白馬」。
スキー・スノーボードやトレッキングなど白馬でのアクティビティの前後に、ショッピングをしたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、白馬ならではの特徴があるパタゴニア白馬をご紹介します。
国内で2店舗しかない、イチからオリジナルの路面店「パタゴニア白馬」
パタゴニア白馬ストアは、2013年12月にオープン。
オープン以来店長を務める波多野仁晴(はたの にばる)さんにお話を伺いました。
ー白馬の景観に馴染む、パタゴニア白馬ストアの外観。日本家屋と山岳建築を組み合わせた外観と聞きましたが・・・
波多野さん 「日本風の長い庇と北米のロッジ(山小屋)のような形をイメージして設計されました。木材はすべて長野県内産のものを使用しています。」
木の温かみを感じられる大きな屋根は、白馬の景観とうまく調和しています。
波多野さん「実はパタゴニアの路面店は、その街にある既存の建物を使って、街に溶け込むようにするのが通常です。設計から建築まで、イチからオリジナルでつくるのは、国内でも2店舗しかありません。」
パタゴニア白馬にお越しの際は、建築も一見の価値ありです。
ちなみに、オリジナルの国内第1号は、千葉県にあるパタゴニアサーフ千葉。
白馬に合ったアイテムの品揃え
ー白馬ストアの特徴は?
波多野さん「国内でも取り扱いが少ない、マウンテンバイクやフィッシングのプロダクトを取り扱っているのが特徴です。白馬というフィールドに合った品揃えにしています。」
新作とアウトレットを取り揃える、パタゴニア白馬。
バギーズショーツやフリースプルオーバーなどの定番商品から、季節ごとの新作商品まで幅広い品揃えになっています。
首都圏の店舗ではなかなかお目にかかれないアイテムが、白馬で見つかるかもしれません。
フィールドと街を繋ぐ役割
豊かな自然環境に恵まれた、北アルプス山麓の白馬村。
夏には渓流釣り、登山、トレッキング、マウンテンバイク。冬にはスキーやスノーボード、バックカントリーなど。
白馬のフィールドではさまざまな遊びが楽しめます。
波多野さん「普段、都会で生活していている人と、遊び場のフィールドを結ぶ役割をしたいと思っています。パタゴニア白馬を訪れることで、白馬村やアクティビティに関する興味を深めていってほしいです。」
スタッフもそれぞれの得意分野を活かす
波多野さんは学生時代、山岳部と探検部に所属。白馬に移住後はテンカラ釣りにハマっているとか。
白馬のフィールドを思いっきり楽しんでいる姿が印象的です。
パタゴニア白馬で働く他のスタッフも、それぞれ得意なアクティビティがあり、買い物の際に話ができるのも楽しみのひとつ。
ー店舗に行くと、何も買わないのに話し込んでしまうことも…
波多野さん「全然大丈夫です。パタゴニア白馬のスタッフは、話をするのが大好きな人ばかりなので、気軽に話に来てください!」
ふらっと立ち寄りやすい、アットホームな雰囲気がパタゴニア白馬の魅力。
フィールドに近い白馬ストアだからできること
今年で30周年を迎えたパタゴニア日本支社。
「故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」をミッションに、進行する環境危機に対しての取り組みを強化。
さらに、パタゴニア日本支社では各ストアごとに環境に対して取り組むべきテーマを設定しています。
パタゴニア白馬が開店時から取り組んでいるテーマは「気候危機」と「砂防」。
ストアでは有識者を招いたトークイベントやフィルム上映など、さまざまなイベントを開催しています。
フィールドに近い白馬ストアだからできること、この環境の中で感じられることや学べること。
ショッピングはもちろん、私たちの未来を一緒に考えるきっかけが、パタゴニア白馬にあります。
インフォメーション
アクセス | 長野県北安曇郡白馬村北城6389-1 |
営業時間 | 5~11月: 11:00~19:00 / 12~4月: 12:00~20:00 ※2019/12/30~2020/1/3まで休み |
URL | patagonia-hakuba-outlet-japan |
お問い合せ | 0261-72-7570 |