老朽化や建て替えなどによって、いつか変わってしまう街の景色。
今ある美しい白馬の街並みを残しておこうと思い、少しずつ写真を撮り貯めています。
そんな写真とともに、白馬の街並みを紹介していくシリーズの第2弾!
前回の『【白馬の街並み #01】白馬駅周辺編』に続いて、今回は「白馬駅周辺~国道148号編」です!
白馬北小学校と白馬高校
JR白馬駅から徒歩5分の位置にある「白馬村立 白馬北小学校」。
明治7年に創立。2022年の時点で創立148年の歴史ある学校です。
グラウンドからの眺めは最高に良く、北アルプスの山々の五竜岳、唐松岳、白馬槍ヶ岳、杓子岳、白馬岳が一望できます。
このような環境でのびのび学べる生徒たちが羨ましい…!
そして、ウィンタースポーツが盛んな白馬村らしいこんな設備もあります。
なんと、グラウンドには体育館よりも大きなスキージャンプ台があり、体育の授業で利用したり、ジャンプの記録会などが開かれています。
白馬北小学校と道路を挟んだ向かいにあるのは「長野県立白馬高校」。
白馬村と小谷村にある唯一の高校です。
卒業生には、上村愛子さん、福島のり子さん、西伸幸さん、渡部暁斗さん、渡部善斗さんなど、多くのオリンピアンがいます。
(上村愛子さん、福島のり子さん、渡部暁斗さん、渡部善斗さんは白馬北小学校の卒業生でもあります)
白馬北小学校と白馬高校の間の道路脇は、春になるときれいな桜が咲きます。
桜が満開のときの様子はこちら。
まるで桜のトンネルのような状態になります!
国道148号線沿い
JR白馬駅近くの国道148号線沿いは、老舗の商店が多くあります。
右手に見える大きな古民家は、白馬山荘や五竜山荘などを運営する「(株)白馬館」の本社です。
昭和初期までは旅館として営業しており、ウェストンや当時の著名な登山家たちが、白馬岳登山の拠点に利用したそう。
白馬館前から見た白馬駅方面の街並み。
昭和32年から営業するスポーツ用品店「白馬ヤマトヤ」、大衆酒場「ニューフジヤ」が見えます。
靴店「広進堂」と蕎麦店「双葉」。
広進堂はスノーブーツや長靴のラインナップが豊富。雪国の定番ブーツ「ソレル」もたくさん扱っています。
「信州ハム」の看板が付いている建物は、昭和47年から営業している精肉店「大黒屋本店」。
キャンプシーズンになると、肉を買い求めるお客さんで賑わいます。
除雪車と融雪装置の活躍のおかげで、国道148号線沿いは厳冬期でも雪が少なく、通行しやすくなっています。
終わり
以上、『【白馬の街並み #02】白馬駅周辺~国道148号編』でした!
次回もお楽しみに。